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親がまず婚活ですべきこと

親が子供に代わり婚活するようになった背景

30代40代になっても結婚しない娘や息子の代わりに、親が婚活をする「代理婚活」が注目されています。いつまでも実家から独立しないパラサイトシングルや、実家を出て独立はしているものの、一向に結婚する気配がない子供に業を煮やした親同士がお見合い相手を探す交流会なども開催され、テレビの取材が入るほどトレンドとなっているのです。

一説には20代未婚男性の4人に1人の割合で親が子供の婚活に関わっているともいわれていますが、なぜ30代や40代の子供の結婚を親が世話するような時代に突入したのでしょうか。そこには、以下のような理由が考えられます。

  • 昔のように会社の上司や親戚からくる縁談の話がない
  • 近所の世話焼きおばちゃんのような仲人役がいない
  • 「結婚しないとまずい」という危機感自体が薄れている
  • 独身でいることがめずらしくないほど未婚率が高まっている
  • いい歳して親に頼って恥ずかしい、と思う子供が減っている
  • 経済的事情などで結婚が難しいと感じている独身者が多い
  • 異性との出会いがない、もしくは異性との交際に興味がない

なんでも時代のせいにすべきではありませんが、昔のように第三者がうるさいくらいにお見合いの話を持ってくる・・・というようなことはほとんどなくなりました。また恋愛氷河期ともいわれる現代、20代の未婚男性のうち2人に1人は交際経験すらないのだそうです。そんな子供たちが結婚できるようにするのは親の責任、と感じる親たちが増えているということなのかもしれません。それでは次に、代理婚活の実態と子供の代わりに親が婚活するときにどのように活動すべきか、親の心構えについてチェックしておきましょう。

代理婚活の実態と親が婚活するときの心構え

代理婚活は「親コン」とも呼ばれ、おもに結婚相談所や婚活パーティー運営会社が、交流会などのイベントを開催しています。大きなものになると200人以上の親が一堂に会し、リスト化されたプロフィールを片手にお見合い候補の親を求めて会場内を走り回る・・・そんな光景が展開されるのだとか。身長や体重、年齢、学歴、仕事の内容や転勤の可能性など、子供のスペックが書かれたリストをもとに「自分の息子にはこんな子がいい」「私の娘にはハイスペックな男性じゃないと」と力が入るのも無理はありませんが、度が過ぎるとただの過干渉な親になってしまいますので気をつけたいところ。

お互いに条件が合いそうだと判断したら連絡先などを交換、後日お見合いをするかどうかは本人たち次第、という流れが典型的なパターン。参加費用は1~2万円程度のものが多く、東京で開催される親コンには地方に住む親御さんも参加することが多いのだそうです。イベント形式としては参加している親全員と面談できる相談会形式のものや、婚活パーティーのようにフリータイムに気になる(子供の)親にみずからアプローチするスタイルなどがあります。また結婚相談所では親御さん向けの無料カウンセリングなども実施しています。

親同士が意気投合して子供をお見合いさせる・・・ということは、親戚や知人から紹介された人とお見合いするという、昔からのスタイルと大きな違いはありません。ただ、代理婚活の現場で本人たち以上にシビアな目線で好条件のお見合い相手候補を必死で探す、そんな親たちの姿を異常なものと感じる人がいるのも事実。以下に代理婚活するときに注意すべき点と親の心構えを3つ、整理しておきます。

「こんな嫁が欲しい、こんな婿が欲しい」と親の都合や希望を優先しない

「もう少し背が高くないと娘とは不釣合い」「大学院卒のお嬢さんでは息子より高学歴だからダメ」など、親目線で選り好みしてはいけません。本人同士がお見合いする際はお互いに遠慮しながら多少の距離を保つことができますが、親同士になると値踏みをしあうようなシビアなバトルが展開されるパターンも少なくないとか。売り込みに必死になるあまり、かえって出会いの機会を失うことになりかねません。。合うか合わないかは、実際にお見合いしてみなければわかりません。結婚するのはあなたではなく、お子さんであるということを忘れずに。

代理婚活のいいところは、事前に親同士が打ち解けあい、子供たちのしあわせな結婚を願って引き合わせることができること。結婚は2人だけの問題ではなく、見ず知らずの家族同士が婚姻届によってつながることでもあるわけです。ですから、親同士の相性もとても大事な要素。「こんな人が姑になったら娘がかわいそう」と思われてしまったら、まずお見合いは成立しないはずです。

代理婚活している親自身も評価の対象となっていることを忘れない

本人が不在で親同士がお見合いをする場が代理婚活です。ですから最初にお見合いする親の第一印象はとても重要です。お子さんが将来結婚をするお相手の親御さんは、自分の娘や息子の義理の母、義理の父となるわけですし、なにより親類となるわけです。服装などの身だしなみはもちろんのこと、立ち居振る舞いや言動は、必ず相手の親御さんからチェックされていると思ってください。仮にお子さんのスペックが気に入っていたとしても、親御さんを見て断りたくなることもあるはずです。

代理婚活の交流会の場合はお互い初めて出会う相手ですから、上司や知人からの紹介と比べれば変な遠慮は要りません。相手のプロフィールや親御さんが気に入らなければ、はじめからお断りすればよいのです。この点、ビジネスライクというか、ふつうのお見合いよりも遠慮なしにはっきりモノを言える、気軽な婚活サービスでもあるのです。ただし人として最低限のマナーを守らないと、お子さんの評判ではなく、親御さんの評判が悪くてお見合いが成立しない、という最悪な結果を招いてしまうので気をつけましょう。

結婚相談所のカウンセラーのように中立な立場で活動する

代理婚活の現場で自分の子供を過大評価してしまうと、逆にお子さんの価値を下げてしまうかもしれません。また逆に自分の子供を過小評価しすぎても、相手の親御さんにアピールできず相手にされません。長所も含め、なるべく中立な立場でお子さんについて説明できるように心がけてください。自分の子供に肩入れしない・・・のは難しいと思いますが、中立を心掛けるだけでもかなり違ってくるはず。

婚活の場でいいパフォーマンスを発揮するためにおすすめなのが、お子さんへのインタビュー。お子さんが代理婚活に賛同してくれているのなら、本人の希望やこれだけは譲れないという条件、人生観などについて、結婚相談所のカウンセラーになった気分で話を聞いてみるのです。代理婚活を始める前に、まず自分の息子や娘の心理状態を把握しておけますし、これまで知ることのできなかった自分の子供の本音が見えてくるかもしれませんよ。

これまで「親が子供の代わりに婚活する」なんて、想像もつかなかったという人もいるかもしれません。でも、異性との出会い自体が難しくなっている昨今では、若者の感覚もかなり変わってきています。明治安田生活福祉研究所が全国の20~49歳の男女を相手に「恋愛と結婚」について調査した結果が発表されているのですが、婚活に親がかかわった人に「助かったかどうか」を聞いたところ、男性は68.3%、女性は60.8%の人が「助かった」と答えているそうです。結婚相談所の無料カウンセリングに親子で参加する人もいれば、代理婚活をする人もいる。婚活にもさまざまなスタイルがあるということですね。

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